経営における原価の種類とは

経営を行う上で、復数の投資案から一つを選び出すという選択を迫られる事があります。この時、差額利益という利益に基いて投資案の優劣を判断する必要があるのです。その差額利益分析を行う際に、関連原価と無関連原価を確認する必要があります。ちなみに関連原価とは、どれを選択するかという意思決定により、金額が変化して行くコストの事を言います。例を示すとオプションにより目標とする販売数が違っており、選択するオプションにより変動してしまうという材料費や販売インセンティブ等が、関連原価となります。逆に無関連原価とは、どの選択肢を選んでも変化しないというコストの事であり、経営サイドの意思決定に関連しないで発生するコストの事を言います。

企業活動においては、いろんな費用が発生します。人件費や施設使用料など、その種類は多岐にわたりますが、これらは経営者の判断によって増減する部分がほとんどです。しかし、中には判断によって影響を受けない費用もあります。例えば、オフィスの賃借料などは、固定された費用としてそれ以上判断による影響を受けません。このような費用を無関連原価と言います。収支予想などを行なう際に、変動費および固定費の区分とともに判別しておきたいものといえます。経営者は、手を出すことのできないこの無関連原価以外の面から収支を考慮していく必要があります。